孤高ののり弁

はたらく

朝、目が覚めて

ああ行きたくないな、と思う。

体調は悪くない。

ただ、気持ちが重い。


明るくハキハキ振る舞っている。

先輩からは、ちゃん付け。

後輩からは姉さん。


でも。

判断待ちの仕事。

誰かがこじらせた案件。

どうにかなるとは分かっていても、

動かす一手が重い。


あの一言は余計だったかもしれない。

別の言い方があったかもしれない。

自己反省会が始まると、

もう二度と口を開くものかと思う。


そんなとき、

ああ私は心底孤独だなと感じる。


本当は、

人と調整するのが億劫なのだと思う。

愛想の良さは、

深く関わらないためのもの。


昼休みくらい、

ひとりになりたかった自分を

ひとりにしてあげる。

車の後部座席。

コンビニの、のり弁。


食べ終わったら、

また職場に戻る。


そして、

いつものように

ヘラヘラしている。

この記事を書いた人
なすちゃん

はたらき、そだてて、ときどきあそぶ。

仕事にはわりと全力。
休日はマイクラで理想の暮らしをコツコツ設計中。
現実では、冷蔵庫の中身と相談しながら、その日の最適解を探しています。

仕事のこと。子どもたちのこと。
自分でもよくわからない、自分のこと。

毎日の中で妙に心に残ったことを、
食べものに着地しながら書いています。

どんな日も、食べていれば大丈夫。

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