よく働く。たまにへこむ。お腹も減る。
思いどおりにならない人と仕事と、自分自身。
働く毎日の中で、妙に心に残ったこと。
はたらく 余命1週間のコンタクトレンズ
1年前、ちゃんとしたメガネを買った。お店でフィッティングしてもらって、気に入った一本だ。休日なら、ほとんどこれで過ごす。我ながら似合っている。もうコンタクトはいらないんじゃないか。お金もかからない。朝...
はたらく カーキとの別れ
カーキが好きだった。アースカラーの代表格で、メンズライクなカジュアル感は私のイメージにピッタリだった。ずいぶんお世話になったエルゴの抱っこ紐も、カーキだった。パーソナルカラーを調べたのは、自分のことを...
そだてる なみなみの麦茶
仕事を終えて、家に帰る。夕食を済ませ、子どもたちをお風呂に入れて。一緒に自分もさっぱりしたところで、夜の家事が始まる。洗濯機を回して、その間に洗い物をして、乾いた洗濯物を畳む。片耳にイヤホン。アガる曲...
はたらく リマインダーが好きすぎる
私のリマインダーは、だいぶせっかちで、しつこい。前日の夜。当日の朝。職場に着く5分前。「保育園の集金」「車の点検」「子どもたちの歯医者」私の記憶力を信用していない過去の私が、あらゆる方向から声をかけて...
はたらく ご褒美の日
保育園の連絡帳がアプリになっていて、私は定型文をいくつか登録している。「出張なので、何かありましたらケータイにお願いします」今週、この定型文を送るのは二回目だ。出先で食べるから、お弁当はいらない。若い...
はたらく 焦がしの天才
あのセリフを、一度でいいから言ってみたい。私、失敗しないので周りを黙らせて、仕事を奪い取るように引き受けて、そして見事に成功する。命を救うという圧倒的な正義と達成感。そんな展開に憧れることがある。けれ...
はたらく 回鍋肉の、肉とキャベツだけ希望
飲み会があった。席はくじ引きとのこと。上座も下座も、主役席もない。「大学のサークルか。」心の中でつっこみつつ、こういう形も今は自然なのかもしれないと思った。私の隣には新人が座った。料理が運ばれてきても...
はたらく 「ヒーロー」募集中
勤め先の採用ポスターを見かけた。「君もヒーローになれる」確かに、うちの職場はヒーローが好まれる。目立って、結果を出して、評価される人。気づけば、ヒロイン候補もヒーローになっていく。そうならざるを得ない...
はたらく 「小さな裁量」のその先は
年度初め。チームのメンバーが入れ替わる。新しくきた彼は、プライドが高い。思うようにいかないと表情にでるし、自己判断で進めてしまう傾向がある。小さな裁量を与えることがいいらしい。ネットで仕入れた知識だ。...