登校班の見守り当番だった。
集合場所に着いたとき、
一年生の男の子が慌てて家へ走っていくところだった。
忘れ物をしたらしい。
お友達に指摘されたようだった。
登校班は時間になると出発する。
その子は、置いていかれた。
結局そのまま学校はお休みになったそうだ。
どうしても気になって、
ご両親に連絡した。
家には無事に帰っていた。
我が家では、
忘れ物をしても絶対に家に戻らない約束をしている。
戻っても、もう誰もいないからだ。
でも、あの子の家はどうだったんだろう。
もう少し早く集合場所に着いていたら。
引き止められたかもしれない。
順調に出発した登校班の後ろを歩く。
私が付き添うべきは、
ここではなく、
あっちではなかったか。
夕飯を見て、
「給食で食べたよ!」という子どもたち。
よかったじゃないか。
昼もカレーが食べられたんだから。

