仕事を終えて、家に帰る。
夕食を済ませ、子どもたちをお風呂に入れて。
一緒に自分もさっぱりしたところで、
夜の家事が始まる。
洗濯機を回して、
その間に洗い物をして、
乾いた洗濯物を畳む。
片耳にイヤホン。
アガる曲を爆音で流す。
先にお風呂から出た長男が、
麦茶を全員分淹れてくれている。
自分が何か飲むときは、
周りの人にも声をかける。
我が家では、ずっとそう教えている。
だから長男にとっては、
きっと、いつものこと。
洗い物は減っていない。
洗濯物も待っている。
片耳のイヤホンから流れるアガる曲と、
子どもたちの「ママー、見てー!」と呼ぶ声。
そして長男が淹れた、表面張力ぎりぎりの麦茶。
そのどれも家事はしてくれないけれど、
私をちょっと機嫌よく働かせる。
