職場内カサンドラから抜け出すために必要だったこと

はたらく

職場内カサンドラ症候群とは

職場内カサンドラ症候群とは、自閉スペクトラム症(ASD)の人やいわゆるグレーゾーンと呼ばれる人と仕事上密接に関わる側が、当事者との意思疎通がうまく取れないために、精神的苦痛が大きくなることで不調を起こしてしまう状態を指します。

正式な病名ではありません。

私は1年間、特性があるっぽい新人の教育係となり、職場内カサンドラ状態を経験しました。対処してもらえたわけではないですが、偶然にも人事異動のタイミングで離れることができ、今は調子が戻りました。

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物理的に離れたことで症状が改善

コミュニケーションが楽になった

まず明らかに変わったのは、身の回りのコミュニケーションエラーが格段に減り、言葉のチョイスや順番や伝え方にそこまで敏感にならなくても会話ができるようになりました。

お互いはっきり口に出さなくても、なんとなく協力する、してもらう。阿吽の呼吸とまではいかなくとも、自然な流れみたいなものに久しぶりに触れて、快適だなあと心底思いました。それこそ、誤解を招くような言い回しや、雑談を避けてきた1年だったので、人と話すのはこんなに楽しいことなんだと思い出したような気分です。大袈裟ではなく、そんな感じなのです。

身体的な変化

身体的な変化としては、慢性的に悩んでいた蕁麻疹が改善し、薬を飲む頻度が半減しました。

解決策は物理的に離れるしかない

職場内カサンドラから抜け出すためには、物理的に離れるしかありません。夫婦や家族であればまた別の葛藤はあると思いますが、職場の人間関係であれば、とにかく離れるしかないです。

社会全体としてそれで良いのか、というのは重々わかります。ただ、1年間苦しんだ身としては、個人で背負いきれないことであり、職場の同僚という立場では背負うべき命題でもないと断言します。

山芋の醤油マヨ炒め
山芋をもらったので、薄く切って醤油マヨネーズで炒めました。最後にチーズも入れました。冷めても美味しいので、学童へ通う長男のお弁当に詰めました。
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