4月から新卒の新人さんの教育係をやっています。もうすぐ1年。
過去の記事にもいろいろと考えたことを書いてきたのですが、やっぱり普通の状況ではないのです。
日々、隣に座っていて様々な違和感に耐えてきました。
それは「きっと特徴のせいで、こうなってしまうので、本人に悪気があるわけではない」と思ってきたから。
その一方で、目の前で繰り広げられる考えられないようなミス、考え方、言動、にイライラし、つい「なぜそうなったのか?」と問いかけてしまうのです。答えが返ってこないこともわかっているのに。
こうした状況が1年続き、上司や同僚に散々相談や、愚痴、このままではいけないと訴えてきましたが、実際に何か動きがあることはありませんでした。
ネットで調べても合理的配慮の必要性、上司の理解と指示の出し方によっては特徴がある人も活躍できる、ばかり。
ただ、やはり現実的に、今、隣でミスをカバーし、コミュニケーションエラーに耐え、自分の仕事を全うしようとしている同僚への具体的なケアについては整っていないのが現状で、様々なところで悲鳴が上がっているのです。
現状その解決策は、当人ではなく疲弊した側が逃げること。
私は逃げたいと訴える前に、人事異動が決まりました。運よく1年で解放されます。
ただ、次の「隣に座る人」のことが心配でなりません。
そして彼のことも気にかかっています。今のままでは加害者にもなり、被害者にもなり得るから。
一度、「何か配慮が必要であれば上司との面談を取りもつし、具体的に配慮することを教えてくれれば実践する気持ちがある。逆にそれほどまでに今の仕事のミスはとんでもないレベルに達している。一度真剣に考えて翌日返事をしてほしい」と伝えたことがあります。
しかし、返事はありませんでした。話をしたこと自体を忘れた様子で、いつものようにいつもの時間に、不躾な質問が始まります。
真面目そうだし、少し固いくらいで言うほどではないんじゃない?
と言われることもあります。
だけど、ミスのレベルを目の当たりにしたら尋常でないことは容易にわかると思うのです。
- 郵送物に宛名を書かない(書くことを忘れるとともに、誰に送るのかを忘れる)
- 話の途中なのに離席する、電話をかけ始める
- 人に声をかける言葉が「はい」
- 話しだすのに数分かかる、その数分間は落ち着かない様子で机の小物の配置を変えている
- 目の前に人がいるのに黙って部屋の電気を消す、扉を閉める
こんなことが毎日のように繰り広げられて、スルーするのは難しいです。
かと言っていちいち叱っていても、思考停止を招くだけで何の意味も持ちません。
諦めてもいます。あと数週間ですから仕事を教えることもしないし、致命的な間違えや、他人に迷惑をかけるミスを黙って直す程度です。
ただ、長い職業人生。診断を受けろと言いたいのではないのです。
自分のことをよく理解して、説明できるようになってほしい。
コミュニケーションエラーを連発したまま周りを不快にさせ、傷つけたまま強引に進まないでほしい。
その一心なんです。
合理的配慮の先に、隣に座る人たちへの配慮やフォロー体制も具体的に語られる時代が早くきますように。
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