報告と伝言の違いについて考えた

はたらく

新人教育って、自分の仕事を振り返ることにもなるなあと感じる毎日なのですが…

「報告」と「伝言」の違いについて考えさせられることがありました。

というのも、隣の新人さんは私あての電話を代理で取った時、メモを渡してくれるのですが、全て「〇〇とのことです」なんです。

〇〇のところは、相手が言ったそのままを引用。

例えば、「課長が資料を5部持ってくるように、とのことです」「隣の課の〇〇さんが、打ち合わせしたいのでご都合伺いたい、とのことです」みたいな。

うーん。このモヤモヤをどうやって伝えようか、何がモヤモヤの原因なのか、数日考えていたのです。

その答えが、「伝言」と「報告」の違いだと思い至ったのです。

新人さんは、伝言を書いてるだけで、その内容、案件については責任を負わない。

私が資料を5部すでに用意してあって、渡すだけの状態であっても、そのことを課長に伝えることはなく、ましてや、かわりに持っていきましょうか?の余地はない。

私の予定が詰まっていて、打ち合わせの時間が取れなそうでも、そのことを〇〇さんに伝える余地はない。

「課長が資料を提出するようにとおっしゃっていました」と報告し、「持っていってよろしいでしょうか?」と提案してくれたら…いいなあ、と。

「〇〇さんが、打ち合わせをしたいとおっしゃっていたのですが、本日はお時間が取れなそうですと一応お伝えしました」と報告してくれたら…気が利くなあ、と。

まずは、同じ担当なのだから、私の仕事から学んでいってほしいこと。伝言から報告に昇華できそうなものを探してほしいこと。そこにアイデンティティや存在意義が生まれることを伝えてみました。

ポカン。としていたし、抽象的でうまく言えなかったけど…なんとなく伝わりますように。

ご飯炊き忘れてしまったので、夕食はラーメンにしました。野菜炒めと、チャーシューに火を入れただけ。息子2人と私で2玉がちょうどいい量です。

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